大阪出身、9年前に結婚し、妻/みどりと長女/かわね(小1)、長男/げん(2才)の4人暮らし。
新宮では普通の会社員だったお父さん。ある日みどりが見つけた筏師募集をキッカケに北山村への移住と筏師になることを決意。
豊かな自然の中、趣味の山登りや釣りを楽しみながら筏師仕事に子育てに奮闘中!
お父さんは筏師。勤務時間が7時から16時なので毎朝6時には起きて朝の準備を行います。
朝ごはんを長女のかわねと一緒に食べると、出掛ける前にはもう一度持ち物を確認!
山や川など携帯電話のほぼ通じない場所で働くため、弁当とお茶を忘れると大変なのです。
7時前、「いってきまーす!」と家をでると、近所に住む鶴田さんが朝の準備中でした。
一郎「おはようございます!昨日もおすそ分けありがとうございました〜ほんま、鶴田さんの燻製は最高です」
鶴田「そうか、今度の休みは猪肉のバーベキューや!一郎君も家族でおいで」
ご近所の鶴田さんは、猟から調理まで全てこなすアウトドアの達人!
一郎は鶴田さんお手製のしし肉の燻製が大好物で
昨日もおすそ分けしてもらった燻製で、晩酌を楽しみました。
猟友会に所属し、獲物の解体から調理、加工までこなす達人。
自宅のガレージは、アウトドア用品や調理器具がずらりと並ぶ、男の隠れ家。
10時、お昼の時間です。朝早い仕事なので、お昼の時間も早めです。
お母さん手作りのお弁当を仲間と一緒に見晴らしのいい場所でいただきます。
働く仲間の中には村外からアウトドア好きが高じて移住してきた人も多く、
バイクや釣り、サーフィンなど、趣味の話でとても盛り上がります。
上滝「北山くん、この靴下おすすめ~!自衛隊員用のなんやけど、強いし疲れにくいで!」
一郎「へぇ~!どこで買ったんですか?」上滝「通販!一足試しに使ってみて~」「ありがとうー!」
筏師という特殊な仕事。買い物もすぐそこでは買えないので、使うモノや服なんかの情報交換は
とても大事!手袋や、長靴がお揃いなんてことも北山村ではよくある話(笑)
岐阜県出身。職場では貴重な同世代。4歳と2歳の子どもがいる。下の子はげん君と同い年で、家族ぐるみのおつきあい。
アウトドア派が多い中、数少ないインドア派の同僚。一郎とはゲームのことやお笑いのことなど共通の話題で盛り上がる。
村唯一のコンビニ、おくとろ公園のデイリーヤマザキは村民の憩いの場。
駐車場も広く、ちょっとしたお菓子や軽食、日用品を扱っています。
筏シーズンは一番体力を使うので、仕事の帰りはほぼ毎日、お菓子やアイスを食べに立ち寄るのが、お父さんの密かな楽しみ。
夕食は18時頃、家族そろっての晩ご飯です。それぞれの一日の出来事の話でいつもとても賑やかです。
約600年前から木材を組んで上流から下流に運ぶ手段として栄えてきた筏流しは、 |
※本誌に登場する「北山家」は架空の家族です。 ※ここに登場する村の人々は実在の村人をモデルとしており、北山村での暮らしの中のエピソードに基づいて作成した物語です。